2005年03月18日

散歩道さんの不思議な発言

東中野氏と私は別の考えを持っています。私は彼の考えに同調しているわけではありません。一緒くたに論じないで下さい。

日記、回想録、新聞記事、写真。
以上のものは証拠能力はありません。ここは基本的なことなので、決して間違えないで下さい。
件の東中野氏の著書は写真は証拠として使えないというごく初歩的な事を確認したにすぎず、それを以って南京大虐殺を否定する事は出来ません。
Posted by 散歩道 at 2005年03月13日15:11


「日記、回想録、新聞記事、写真。以上のものは証拠能力はありません。ここは基本的なことなので…」???

http://www.geocities.jp/yu77799/sigakugairon.html
によると東中野氏はその著書「ザ・レイプ・オブ・南京の研究」において

☆一等史料(事件発生当時、発生場所で、関係者の記したもの)

 日本軍将兵の陣中日記
    南京戦史編集委員会編 『南京戦史資料集TU』 偕行社、平成五年に収録


として日記を一等資料として採用しているようだ。
散歩道さんの考え方によると、東中野氏は証拠能力のない日記なんていうもの一等資料扱いするという基本的な間違いを犯す輩であるということになるのだろうか。では、そんな基本的なこともわからない東中野氏がテレビで語るのを「絶対見るべし!」と推奨している散歩道さんとはなんなのか?

Posted by 鉄瓶 at 2005年03月15日02:59


散歩道さんの見解によると、「写真を検証する」の序章部分なんかはトンデモということになりそうです。
posted by 十条 at 01:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月15日

中国の「反国家分裂法案」に反対する

南京事件をそれなりに扱っている者として、日本は中国に「軍事侵攻してはいけなかった」と考えると同時に、中国は台湾侵攻に「軍事侵攻してはいけない」と考える。中国は軍事侵攻をほのめかす「反国家分裂法案」を撤回すべきである。
posted by 十条 at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

散歩道さんにレス(2)

http://www.geocities.jp/yu77799/higasinakano0.html
>東中野氏のこの本は、捻じ曲げ引用、勝手な解釈、対立データの無視、一方的な記述―「禁止事項」のオンパレード
>このようにいきなり印象操作から始まり、好印象は受けません。
>また、言葉尻を捕らえただけの物が多く一部を持って全部を語る手法であり、論じ方も甘く感じます。

そうですか。
では、ゆうさんの「オンパレード」発言が「印象操作」なのか、それとも東中野本の「実体」に近いのか、ゆうさんの発言をサイトから抜粋してみましょう。

「反日撹乱工作隊」説に関して(太字がゆうさんのコメントです)

(東中野)アメリカ人教授たちは、逃亡中の大佐一名とその部下の将校六名を匿っていたことを発見し、心底から当惑した。

実際の逮捕者は「王新倫」を含め「4名」だったようですが、「アメリカ人教授たち」が「元軍人」と認定した人物は、一人も存在しません。

(東中野)彼らは大学の建物の中に、ライフル六丁とピストル五丁、砲台からはずした機関銃一丁に、弾薬をも隠していた。

外国人側は「隠匿兵器」という認定は行っていません。

(東中野)ベイツやスマイスなどアメリカ人教授が支那軍将校を匿っていたのである。

「元軍人」であったかどうかはっきりしない以上、このような断定はできません。

(東中野)その上、あろうことか、<市民に変装した現役の将校たち>が掠奪や強姦を重ねては、日本軍の犯行にしていた。

情報は一方的なものであり、この記事だけで「事実」と断定することはできないでしょう。

(東中野)南京安全地帯は中立地帯であった。そこに、ベイツやスマイスなどアメリカ人教授が支那軍将校を匿っていたのである。これは重大な中立違反であった。

「匿っていた」というのは、明確に事実に反します。 また例え、記事の内容をそのまま鵜呑みにするとしても、知らずに「匿っていた」わけですから、 「中立違反」を問うことはできないでしょう。

(東中野)しかし、この安全地帯で生じた重大な出来事が、不思議なことに「南京安全地帯の記録」には収録されていない。日本人告発という目的に、合致しなかったからであろう。

「収録されていない」どころか、この事件は、外国人の間では「王新倫事件」として知られており、「南京安全地帯の記録」第28号文書にも掲載されていました。

東中野氏が多用する、何の根拠もないフレーズであることを示す「であろう」が、ここにも使われています。

なお、上の文章を読んだ方は、「中国軍の高級将校が最後まで安全地帯に潜伏していた」ことが「反日撹乱工作隊」説の裏付けの一つになる、という印象を受けると思います。しかし実際には、「南京城内 敵の自動車を取り逃がした失敗」は、日本軍が安全地帯掃蕩を開始する前の「12月13日」の出来事でした。

上のエピソードの時点では、日本軍はまだ先遣隊のみが城内奥深くに入っている程度の状態でしたので、安全区に「中国軍将校」が存在していても、何の不思議もありません。この記録を「反日工作撹乱隊」説につなげてしまうのは、強引以外の何物でもないでしょう。

東中野氏は、このうち斜線部分のみを抜粋していますが、前後を見ればわかるとおり、これは、「日本軍憲兵隊」(Nipponese gendarmerie)の「報告」を、そのまま報道した部分です。記事中にも、「報告が主張するところによれば」(the report claimed)と明記されています。

それも、よく読むと、東中野氏はマギーの証言をかなり歪めています。マギーは「私達が其処に行きますと、直ぐ日本の兵隊達は逃げた」と証言しているのに、東中野氏は、これをいつのまにか、「これ見よがしに、欧米人の前で、実行された」と、かなりイメージが異なる表現に「翻訳」してしまっています。

「逃げた理由」について、ブルックス弁護人は、ごく常識的な判断を行っています。弁護側ですら思いつきもしない「反日撹乱工作隊」説を、東中野氏は貧弱な根拠から「妄想」しているわけです。

東中野氏の紹介だと「ラーベが帰宅したちょうどその時」に生じた事件が多数あったかのように錯覚しますが、このような事件は、ラーベの在宅、不在時にかかわらず、日常茶飯に生じていました。そのうちたまたま一件が、「ラーベが帰宅したちょうどその時」に生じた、というだけの話です。東中野氏は、多数の事件のうち、「ちょうどその時」に生じた一件をとりあげて、これを「反日撹乱工作隊」の証拠として使おうとしているわけです。

東中野氏は、日本軍の「将校」が「偽装した中国兵」に「平手打ちを食らわせ」た、と主張するつもりでしょうか?


東中野氏の有名な反日撹乱工作隊」ですが、私が思うに、このような論文を書いても歴史学の修士論文には、まず審査を通りません。「史料を正確に扱うという意志」を放棄している、これは論証ではなく物語りでしかない、などと罵詈雑言の限りを先生方から食らうでしょう。もっとも東中野先生は思想史の研究者だから、実証歴史学の論文を書くトレーニングを積んでこなかった可能性は大いに考えられますが…


被害者の出産ラッシュ?をめぐって
(東中野)被害者の出産ラッシュという記録がない。言われるような二万人強姦事件がなかったことを、それがまた暗示しているのではないか。


そもそも、「大規模な強姦事件」があると、必然的に「被害者の出産ラッシュ」という現象が生じ、続いて必然的にその「記録」が残る、というものではないと考えられます。
「記録」として残るためには、いくつかの「関門」が必要です。
1.「大規模な強姦事件」が生じた結果として、女性が「妊娠」すること。「強姦」が、必ずしも「妊娠」という結果を生むとは限りません。

2.そのように「妊娠」した被害者が「堕胎」もせず、そのまま子供を生むことを決心すること。常識で考えれば、「強姦」の結果出来た子供を「出産」しようとする女性は、「堕胎」ができない、何らかの特殊事情を持っていると考えられます。

3.子供を「出産」し、かつその子供が「日本軍に強姦された」結果であるという情報が、対外的に明らかになること。常識的には、被害者はそのことを隠そうとするでしょう。子供の将来を考えても、少なくとも自分からそのことを吹聴するとは考えにくいことです。

4.さらに、そのような「子供」が誕生した、ということを取材・報道するマスメディア関係者が存在すること。当時日本軍の占領下にあった「南京」で、かつ世間の関心が今なお継続する「戦争」そのものにあった時点で、そのようなことに関心を持つジャーナリストが存在するとも思えませんし、また、実際問題として、「調査」は不可能に近いでしょう。

「大量の強姦」が「出産ラッシュ」につながり、そのことが具体的にマスメディアに「報道」されるためには、これだけの「関門」が必要であると考えられます。「出産ラッシュの報道」がないことをもって「大量の強姦」を否定しようとするのは、現実を無視した、強引極まりない論法である、と言えるでしょう。

余談になりますが、上の文について言えば、東中野氏は、何と「南京安全地帯の記録」に「被害者の出産ラッシュがない」ことを、「否定」の一つの根拠としているようです。
「南京安全地帯の記録」の最後の文書は一九三八年二月十九日付。日本軍の南京占領は一九三七年一二月一三日。その間、三ヵ月しかありませんから、そもそも「南京安全地帯の記録」に「出産ラッシュという記録」など出てくるはずもありません。東中野氏は、「出産に必要な妊娠期間」すら、意識しなかったのでしょうか。



「印象操作」とは、まさに東中野氏に当てはまる言葉だと私は思います。
(ここまでで、ゆうさんの「東中野氏の徹底検証」の「7」まで。うう、まだ全体の3分の1だ。残り3分の2は後日)

それでも、散歩道さんにとって、ゆうさんの批判は「言葉尻を捕らえただけの物が多く」「一部を持って全部を語る手法」なのだそうですね。コメントありがとうございました。



posted by 十条 at 00:30| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

散歩道さんへにレス(その1)

>では、折角紹介してくださったサイトですので、私の見解を述べさせていただきます。

では、見解を読ませていただきます。
http://www.geocities.jp/yu77799/higasinakano0.htmlについては別エントリーで)

続きを読む


http://www.nextftp.com/tarari/Matsuo/murase2.htm
>このサイトで分かる事は戦闘及び虐殺が行われたらしいという事のみであり、「誰が」行ったのかという判断は出来ません。

そうですか。
では、下関近辺で「日本軍」以外の人間が後ろ手に縛ったり、虐殺を行った可能性がある、ということですね。わかりました。
必死で敗走している中国軍に、後ろ手に縛る時間的余裕があるとは思えない人もいれば、そんな余裕があったと考えの散歩道さんのような人もいる、そういうことでしょう。

○○○○

http://www.nextftp.com/tarari/nodamemo.htm
>百人斬りに対する疑問点はこの回想録の存在とは関係ありませんが?

そうですか。まあ、百人斬りについていろいろなサイトを知っていただければ、私としては十分です。同じサイトのこのページとかも。
http://www.nextftp.com/tarari/tenpen.htm

○○○○

http://www.geocities.jp/yu77799/itakura2.html
>>その記述の根拠を一次資料により確認できなかった
>と最初にあるように、この時点ですでにこの論文は信用に値しないと判断します。
>一次史料のない論文などゴミです。

そうですか。
ここでいう「この論文」とは板倉論文しか考えられません。つまり、散歩道さんは「板倉論文は信用に値しない」と判断したのですね。
その論拠は「その記述の根拠を一次資料により確認できなかった」からですね。
ところで、「確認できなかった」のは誰でしょう?

その箇所を引用しましょう。
私個人としては、その記述の根拠を一次資料により確認できなかったところ、また、必ずしも氏の見解に同意できないところもありますので、これはあくまで「資料」としての紹介にとどまります。

つまり、板倉氏ではなく、HP主のゆうさんが確認できなかった、という一文でした。
散歩道さんは、「ゆう」さんという、サラリーマンをしながら研究されている特定の個人が「根拠を一次資料により確認できなかった」論文は「信用に値しない」という考えということで、よろしいですね。

とってもユニークな考えの持ち主ですね、散歩道さんは。

○○○○

http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html
>このサイトについて、全て回想録や日記など本人にしか真偽の分からない証拠能力の無いもので評価に値しません。
例えば私が貴方に100万貸したと日記に書いたなら、それは真実ですか?

そうですか。「回想録や日記など本人にしか真偽の分からない証拠能力の無いもので評価に値しない」という判断基準なのですね。
それでは、東中野氏はいくつかの著作で、丸山進氏の証言を紹介し(「写真を検証する」では10頁)、自説の論拠にしていますが、散歩道さんにとっては、丸山証言も「本人にしか真偽の分からない証拠能力の無いもので評価に値しない」ものになるのでしょう。
さらに、東中野氏はその丸山証言を、ラーベ日記の信憑性に疑問を投げかける一つの論拠としつつ論考を勧めているわけですから…散歩道さんにとっては、「証拠写真を検証する」という本も「評価に値しない」ものを論拠に使っている本、という認識なのですね。
わかりました。
posted by 十条 at 23:23| Comment(16) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

3/6たかじんのTVを観た人は必読(リンク集)#2

「あったともなかったとも断言できない派」の十条です。
前述HPより

「板倉由明氏「東中野論文「ラーベ日記の徹底検証」を批判する」」より
>この処刑が、合法的な死刑執行かどうかは実は分からない。
>なお、池に追い込んで射殺するのは、たとえ合法的処刑でも常識的には虐殺だろう。

http://www.geocities.jp/yu77799/itakura2.html

↑東中野氏が「左翼」以外の人間に批判されていたという事実を受け止めたくない人は健康のため読まないほうがいい。


「資料:軍人の発言に見る「南京事件」」
支那派遣軍も作戦一段落と共に軍紀風紀漸く類廃、掠奪、強姦類の誠に忌はしき行為も少からざる様なれは、此際召集予后備役者を内地に帰らしめ現役兵と交代せしめ、又上海方面にある松井大将も現役者を以て代らしめ、又軍司令官、師団長等の召集者も逐次現役者を以て交代せしむるの必要あり 。(畑俊六大将)

上海に上陸して、一、二日の間に、このことに関して先遣の宮崎周一参謀、中支派遣軍特務部長原田少将、抗州特務機関長萩原中佐等から聴取したところを総合すれば次のとおりであった。
一、南京攻略時、数万の市民に対する掠奪強姦等の大暴行があったことは事実である。
一、第一線部隊は給養困難を名として俘虜を殺してしまう弊がある。

十八日潜山に在る第六師団司令部を訪れた。着任日浅いが公正の士である同師団長稲葉中将は云う。わが師団将兵は戦闘第一主義に徹し豪勇絶倫なるも掠奪強姦などの非行を軽視する、団結心強いが排他心も強く、配営部隊に対し配慮が薄いと云う。 (以上岡村寧次大将)

十一時江藤君来訪、北支及上海方面の視察談を聞く。同君は自ら日露戦争の苦き実験あり、今回も主なる責任者の談を交 へて研究せり。従て同君の意見は相当に権威あるものと云はざるべからず。之によれば一言にして云はば軍紀風紀頽廃し 之を建て直さざれば真面目の戦闘に耐えずという云ふに帰着せり。強盗、強姦、掠奪、聞くに忍びざるものありたり。(真崎甚三郎大将)

http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html

↑東中野氏の著作では決して紹介されない史料。引用元が明記されているので、信じられない人は、大きな図書館で再確認することをおすすめ。

東中野先生は、どうしてこんな史料を一度も紹介しないのでしょう。
posted by 十条 at 01:48| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月08日

3/6たかじんのTVを観た人は必読(リンク集)#1

「あったともなかったとも断言できない」派の十条より、参考リンクの紹介。

その1
「南京事件 小さな資料集」より

「東中野氏の徹底検証 1」
当然のことですが、「資料」の意味を捻じ曲げて引用したり、「資料」から演繹的に読み取れること以外のことを勝手に付け加えたり、「ストーリー」と明らかに対立するデータを無視したり、意図して公正を欠く記述を行うことは、「禁止事項」です。これでは「歴史書」ではなく「歴史小説」になってしまいます。

 ところが東中野氏のこの本は、捻じ曲げ引用、勝手な解釈、対立データの無視、一方的な記述―「禁止事項」のオンパレードでした。いやはや、ここまでいいかげんな本だったとは・・・。

http://www.geocities.jp/yu77799/higasinakano0.html
↑アイリスチャンは嘘つきだが東中野氏の言うことを信用できる、というスタンスの人は健康のために読まない方がいいと思うけど。


その2
「南京事件の真実」より

「「プロパガンダ写真研究家」松尾一郎の目の節穴度」
歴史家は南京大虐殺を写真によって証明しているわけではない。写真が証拠であるとして主張しているわけでもない。否定派が「『肯定派』が写真を南京大虐殺の証拠にしている」と騒いでいるだけなのである。

南京大虐殺は被害者側、加害者側、外国人観察者の文献と証言によって証明されている。歴史家はなぜ、写真を歴史資料とはしないのか。それは写真の固有の性格による。写真は説得力に富む媒体であり、百聞は一見にしかず、のことわざ通り、人々にある事象を説明、納得させるのには有力なメディアである(対象直視性)。その反面、写真単独では資料としての証拠能力に乏しい。

↓このレポートは、肯定派の記事を読むとひきつけを起すという人でない限り、肯定派の主張は割り引いても読んで損はないと思う。
(3/10リンク貼り直しました。必見!)
http://www.nextftp.com/tarari/Matsuo/murase2.htm

↓同サイトの別記事。百人斬りと見た瞬間、それは捏造だぁ!と拒否反応が出た人は見に行かないように。
http://www.nextftp.com/tarari/nodamemo.htm


語り口は某人気ブログを真似てみたわけですが、こういう語り口って品性の面で問題あるよね。
posted by 十条 at 13:28| Comment(22) | TrackBack(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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